1. 校長あいさつ

校長あいさつ

 本校は明治41年(1908年)4月の開校以来、今年度で115年目を迎える歴史と伝統のある小学校です。これまでに数多くの人材を県内外に送り出してきました。本校の学校教育目標は「なかよく(徳)・かしこく(知)・たくましく(体)」を具体化し、「主体的に他者と協働し(徳)、豊かな学び方を身につけ(知)、夢や目標を持って粘り強く生きる子(体)」としています。

 

「理解と納得」の上に培われもの

 

 組織マネジメントの理論に「状況の法則」というものがあります。これは「人は他人からの指示命令で動くのではなく、状況の理解と納得で動く」とした考え方です。私は仕事をしていく上でも、教育を行っていく上でも、いえ、生きていく上で「理解と納得」は必要不可欠だと考えています。どんなすばらしい取組や実践も、それを行う者の理解と納得無しには単なる押しつけになってしまうからです。これは大人に限らず子どもも、人は全部一緒です。
 ですから本校の教育の方向性や取組について、学校で共有していること、職員に伝えていることなどは、保護者の皆様にも学校だよりなどで伝えていますし、何よりも子ども達にもしっかり説明し、理解し納得した中で主体的な学びへとつなげていきたいです。説明し伝える努力は、「理解と納得」へとつながると思うからです。
 本校は、座安っ子へ「主体的に他者と協働し、豊かな学び方を身に付け、夢や目標を持って生きる子」の育成を目指します。このことは、学校だより「はつらつ座安っ子」令和3年度の第2号で紹介し説明しています。(本ホームページでご覧頂けます)その実現に向けた取組が始まりました。その一つひとつの取組や実践は、全教職員だけでなく子ども達も「理解し納得したもの」となるようにしていきます。それが取組の活性化と推進力につながると思うからです。
座安小のキャッチフレーズのひとつを「元気に登校!笑顔で下校!」にしています。そのはつらつとした姿は、子ども達一人一人のが座安小の教育活動への理解と納得の上に培われていくことでしょう。

 

豊見城市立座安小学校
校長 川満 恵昌 

このページのTOPへ